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ウン氏:マレーシアはおっしゃるほどきれいではありません。たぶん中心部のきれいな場所に行かれたのだと思います。苦情はあります。マレーシアは政治がパワフルなので、もしそのような問題が起きれば問題を解決しようと決め、決まれば総理大臣の名前で解決させることができます。例えば、ペットと車がぶつからないように構造自体を変えてしまったりします。ペットの排泄物の件についてはまだ問題になっていません。登録されていない犬は注射で眠らせています。

園城委員:私は、国際婦人年の始まった年から婦人問題の委員にもなり、勉強をしてきました。現在、京都の女性行政相談委員は22人ですが、オーストラリアやマレーシアには女性のオンブズマンは何人くらいいるのですか。

ビガノフスキー氏:南オーストラリア州で始まった新システム(JARS=判事アクセス委託計画)では女性のオンブズマンはいます。

ウン氏:北部のオンブズマンは女性です。他に私の下に4名の女性の部下がいます。

鎌田会長:ウンさんの下にもリーラさんという苦情調査局に所属する女性がいらっしゃって、日本で言えば課長に当たります。紹介します。リーラさんです。

ビガノフスキー氏:オーストラリアは連邦組織なので、それぞれの州にオンブズマンの事務局があります。南オーストラリア州では2人の女性オンブズマンがいまして、1人が弁護士で、もう1人は政治家です。女性でも高い地位につくこともあり、例えば銀行オンブズマン、裁判所判事などです。オーストラリアでは、いろんな視点を持ったオンブズマンがいまして、例えば、子供のことを聞くオンブズマン、老人のことを聞くオンブズマンなどです。これらのオンブズマンは、違ったシステムを持っているものもありますが、互いに関係を保っているものです。

関根所長:最後に締めくくりとして、土井委員にお願いします。

土井委員:問題がA地域とB地域にまたがる場合はどのようにするのですか。昨日講演で述べられました委託判事システムでは、どのように対処されるのですか。

ビガノフスキー氏:地域により行政のシステムが違います。

土井委員:私は、伏見区長時代、京都市と隣接する大津市にまたがる問題に関与した例があるのですが、この場合、京都の行政監察事務所と滋賀の行政監察事務所が連携して解決したという例がありました。道路については、こちらだけに付けて後はそのままとはいかないと思いますが、いかがでしょうか。

ビガノフスキー氏:もちろん地域の担当は決まっていますが、世界にまたがる場合には、書類を取り交わして契約します。たぶん協力依頼という文書ではないでしょうか。

関根所長:ありがとうございました。時間も参りましたので、この辺で終わりたいと思います。

 

 

 

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